観光大使プロジェクトその1
今日から7時間構成で始まった観光大使プロジェクト。
ぼくがロングレッスンであつかった低い土地、高い土地、あたたかい土地、寒い土地の中から1つ選んで、地形や気候の特色に合わせたその土地の工夫を調べていきます。
初日からうれしい相談が。
書くことが非常に苦手で授業中も筆箱を拳銃にして見えない敵と戦っている男の子がぼくのところに神妙な顔つきできていいました。彼は「寒い土地」を選んでいたようです。
「先生、北海道って小麦もトウモロコシもダントツで一位なんですよね。」
「どれどれ。すごいなこれ!2位にめちゃ差つけてるじゃん!広いからなぁ、北海道は。」
「そうなんですよ。でも広いだけでこんなに差がつくとは思えないんですよね。ほかに何かあるんじゃないかなぁ。」
「いい予想してるねぇ!調べてみたら?」
といってぼくと彼の会話は終わったのですが、担任としてこの2ヶ月彼と付き合ってきたからこそ、涙が出るほどうれしかったです。そのあと、1人もくもく調べていました。
一斉授業の中だと全く集中力が続かない。でも今日は自分からどんどんアクションを起こしていた。
この2つの間にどんな差があるのか。彼の姿から見るに
自分の興味、関心で動ける
自分のペースで進められる
が一斉授業と比べた時の大きな違いとしてあげられるのかなぁと思う。
でも、本当にこの違いだけが彼の動きにつながっているのか。
検証は続く…