「いいクラス」ってなんだろう
前回の記事へぼくの大学時代の悪友(ホントはいい人です)が「もっといいクラスを具体的にしてみなよ!」とコメントくれたので、今ぼくが思い描いている「いいクラス」の情景を書いてみようかと。
教室に入ってくるとぼくの存在に気付き「おはよーございまーす」と言ってくれる子、おしゃべりに夢中になっている子、本を読んでいる子、いきなり「先生!昨日こんなことあったんすよ!」と話しかけてきてくれる子。いろんな子がいる。
8時25分からの10分間は読書。高学年ともなると放課後は習い事で忙しい。家でゆっくり読書する時間すらないからこの時間はすごく貴重。
朝の会。いつものおしゃべりしながら健康観察。お題はその日の日直が決める。今日の話題は「もし宿題がなくなったら」。お題を告げるだけで教室がワッとなる。温度が1度くらい上がる感じ。あったかくなる感じ。終わったら先生からの連絡。学級通信の読み聞かせと1日の連絡。朝はけっこうサクッと終わるけど、一日始まるスイッチを入れる時間。
作家の時間。となりの教室でもくもくと物語を書く子、友だちの相談に乗る子、一緒に修正する子。先生も一緒に修正に参加。「ここさーこうやって書いてみたら?」「先生、それじゃ世界観壊れちゃいますよ!」「そうかー、じゃあこれはどう?」
最後は共有の時間。友だちの作品を聞いてファンレターを書く。すげー!と思わず拍手か出たり、読んでくれた子に質問したり。ファンレターをもらう子はとってもうれしそう。
休み時間、今はマラソン週間。体育のバレーボールが今、熱いのでそのチームで取り組むことに。いやだなぁと思うマラソンもチームでやるのでなんか走りたくなっちゃう…らしい。お互いにライバル心むき出しの子も。普段外で遊ばない子もがんばってるなー。そしてなんか楽しそう。しんどいはずなのに。もちろん先生も走ります。
給食。よくしゃべる。冗談言い合ってる。あ、おかわりじゃんけんが始まった。話に花が咲きすぎて食べ終わらない。まぁそういう時もある。「早く食べろよー」なんていいながら友だちの食器を片付けてくれる子がいる。やさしいなー
帰りの会。ぼくのクラスはこれが存在しないので、用意が終わった子からさよーならー!とかえっていく。「今日遊ぼーぜ!」「◯◯公園に何時な!」と約束している子もいる。放課後遊び、という時間があるので、遊んで帰る子もいる。教室でおしゃべりしてる子も。
なんだか情景と今のクラスの状況がまざってしまった。。
◯自分の好きなことできる
◯楽しい
◯友だちとの関わりの中で自分という存在を確認できる。その関わり合いが楽しい
◯明日も来たくなる
数年後には変わっているかもしれないけど、今はこんな感じなのかも。