社会科ワークショップその4
今日が土曜公開後最初の社会。
保護者からのアンケートを見ながらなにやら不穏な空気を醸し出しているペアが。このペアは労働時間統一の法律を作っている真っ最中。最近波に乗ってきて、保護者アンケートまでやっとのことでこぎつけていた。
「お!アンケートどうだった?」
「13枚あったんですけど、けっこう反対が多くて…」
「何人の人が反対だったの?」
「8人です」
「おぉ…けっこういるね。だから2人ともどよーんとしてるのか」
「はい。。」
「あと3時間だけどどうしようと思ってるの?」
「これだけ反対が多いから変えちゃおうかなって2人で話してたんです。」
「そうなんだ。じゃあさ、働き方改革って知ってる?今の国会でも話し合われてるけど。働き方に関する法律を作ることってかなり意義があると思うんだよね。とってもいい視点だと思うんだ。でも、これだけ反対意見があるってことを考えるとこのまま進めるのはしんどいよね。今の視点のまま他の提案はできないか考えてみたら?」
ここでぼくはその場から離れました。
現実の意見を目の当たりにしてかなりショックを受けていたんだよね。
これまで考えを重ねてきたものが一気にゼロにされた感じがしたんじゃないかなぁ。
でも、これはリアルな社会とつながろうとした結果。
ここ、乗り越えてほしい!