にしせんのつれづれなるままに

日々のふり返りを中心にアップしていきます

席替え

新しいクラスになってから約2週間。

当初は

「ごめん!名前と顔が一致するまで出席番号順の席でいい?」

と子供たちにお願いして出席番号通りに座ってもらっていた。

 

かなり早い段階で名前を覚えることに成功したので、今日は席替え。

毎年恒例の「割り箸の神様」。

割り箸に番号が書かれているくじね。

 

割り箸で決めるよー

というと、

「え!?先生が決めないんですか?」

と。

どうやら今までずっと先生が決めた席に座ってきたみたい。

 

 

割り箸の神様に決めてもらった後、席を移動。

今日のふり返りジャーナルには

「とってもドキドキしました!」

「くじで決めたのが初めてだったから楽しかった!」

「新しい班でがんばる!」

という声がたくさん。

その中で

 

「前じゃなくてよかった。うしろになってうれしいです。」

と書いていた子がいた。

 

なぜそう書いたかは予想できる。

きっと

「いつも前にさせられていて先生に常に監視されていて嫌になっていた」から。

 

確かに声をかけないと目の前のものに取り組めないときがあるんだけど。

 

席替え1つとってもやっぱり

「子供の気持ちをないがしろにしてはいけない」

と思わされた。

「先生がやりやすいように」

というのは、ときとして

「その子のため」

とすり替えてしまうときがある。

 

だから

「これは本当に子供目線からスタートしているのか?」

という問いをいつも持ち続けないといけない。