第一弾:自己開示
先週の金曜日に無事に卒業式を終え、子供たちは大きく旅立っていきました。
体育館でこらえていたものの、最後教室で話をしているときに涙が…
最近涙腺が弱い。
なんとか一年乗り切ったのでこのブログで今年1年、僕の中で大切にしてきたことを書いていこうかと思います。今日は第一弾。
[その1:自己開示]
①今年度新しい学校に異動してきた
②6年の担任で1年しかもたないとわかっていた
③去年いろいろあった(らしい)
ということで、ぼくという人間をいかにして知ってもらうか、そしてそれも早い段階で。そこが一番のキーポイントでした。だからいろんな場面で、いろんなことをまじめなところからスーパーくだらないことまで開示することに。
●朝早く起きられないんだけどどうしたらいい?
●娘が言うことを聞かないんだけどなんかいい方法ないかな?
●奥さんが小学校の同級生なんだけど、といって自分が6年のときの卒アル見せたり、「当時は違う人が好きだったんだよね」いう話もしてみたり。
●バナナが嫌いなんだけどなんかおいしい食べ方ない?
●人生で初めてパーマかけてみたんだけどどう?
などなどなどなど。
開示を続けることでぼくに対する子供のガードがだんだん下がっていくのがわかる。
そうするとこちらも話しかけやすくなるし、子供も話しかけてくるようになる。
ときには朝からイライラすることがあったときに
「今日はイライラしているので、いつもより厳しくあたったりしたらゴメン」
ということも。
本当は教室に入るときに気持ちを切り替えられればいいんだろうけど、気持ちの切り替えが超絶苦手なので(だから、まだ卒業生が夢に出てくる…)、こういう開示をすることもありました。
自己開示は前からけっこうやってきていたけど、今年ほど意識して継続的に取り組んだのは初めてだったし、こうやって言葉にすると僕が子供との距離を縮めるための方法の1つで必要不可欠なものなのかもと思うわけです。
明日は第2弾。
その前に要録と抄本と原稿をやらねば…