第2弾:対話
今日のテーマは対話。
まず朝の会で健康観察のかわりに日直がお題を出して、それについてとなりの友達と1分しゃべる。というのを毎日やりました。
これやっている先生は多いと思うし、今年はサークルになってやらなかったけど、朝の1分の積み重ねで話すことへのハードルが下がったように感じた。その効果は授業の中でも生きていて、一斉授業のやり方で授業していて、「じゃあ、今の問いについてとなりの人と話してみてー」というとすぐに話し出せる、自分の考えを伝えられるようになった。
「継続は力なり」
とはまさにこのこと。
ここまでは昨年、その前のクラスでも感じていたこと。
今年は最後に社会科の授業についてグループインタビューをしてみた。5人くらい協力してくれるかなーと思っていたらクラスの半数が協力してくれて。ありがたやありがたや。
だいたい15分くらいのインタビュー。その中で「来年、どの学年かわかんないけど、法律を作って提案しようをやるとするじゃん?それにあたって、みんなから先生へのアドバイスがほしいんだけど」に対して
「もっとグループ同士で話す時間を取った方がいい!」
「友達に嫌われる、とか考えずにガチで言い合った方がいい!」
と答えてくれた子がいたんだよね。
こんな感じのイメージ。
これを言えるということは「対話によってよりいい考えが生まれた。自分が考えもしなかったことを言ってもらえて視野が広がった」ということを経験したから。
自分の考えを伝えなさい
と言われてもなんで伝えなきゃいけないかがわかってないと、伝えるとどんないいことがあるか知らないといやいや伝える、言われたから伝える、なんてことになる。
でも、さっきのアドバイスをしてくれた子たちは対話することがなんでいいのかを「経験」した。そしてインタビューという名のふりかえりをして、「やっぱ対話っていいよなぁ」と自分の経験が強化された。
こうなっちゃえば、きっと次のステージでなにかのチーム(それはクラスでも部活でも)に属したときに対話を大切にしていってくれる(と、願っている)。
対話ってすげー
こんな一言では陳腐すぎるけど、それを端々で感じた一年でした。